ロッテ東妻勇輔投手(23)が29日、ZOZOマリンで契約更改に臨み、500万円増の1700万円でサインした。

「思ったより上げてもらえた。後半は厳しい場面で投げてくれたからそこを評価したと。今年はルーキーでそういう経験ができたので、来年からは(1軍に)定着できるように頑張ってくれと言われた」と笑顔を見せた。

7月3日のオリックス戦でプロ初登板。今季は24試合で3勝2敗、防御率4・71の成績を収めたが、9月8日のソフトバンク戦で初黒星を喫すると、4試合連続失点するなど、悪い流れを止めきれず抹消となった。「この先もっとやらなきゃいけないというのが明確になった。悪いときに、それを続けないというのが、長いシーズンを戦うために必要。それが自分には足りなかった」と来季の課題を挙げた。

弟の純平が今秋、DeNAにドラフト4位で入団。先日の契約の際には、3万円ほどのカルバンクラインの時計をプレゼントした。「これがいいと言うので。『遠慮せんと選べよ』と言ったけど高校生の感覚でした(笑い)。僕も初めて買ってもらった時計がおばあちゃんからだったので、弟もいいかなと思い買いました」と兄の顔をのぞかせた。(金額は推定)