広島中崎翔太投手(27)が4日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉を行い、1500万円ダウンの1億4500万円(金額はいずれも推定)で更改した。

「もっと下がると思いました。(減額は)結果が出ていないですし、当然だと思います。春先から状態が上がらず、そのままズルズル行った感じ。悔しい1年でした。僕の成績がチームの成績に直結したと言っても過言ではないので、本当に悔しかった」。

今季も開幕から抑えを任されるも精彩を欠いた投球で配置転換、2軍降格などを味わった。36試合登板で3勝3敗9セーブ5ホールド、防御率4・08に終わった。

シーズン終了後の11月6日に右膝半月板部分切除手術を受け、現在もリハビリを続ける。年内に走り込みを再開し、年明けの1月からはキャッチボールの強度を上げていく見込み。「しっかりと2月から体を追い込めるようにやっていけたら」と前を向いた。