阪神梅野隆太郎捕手が新助っ人ボーアを頼もしくサポートする。「同じ舞台で戦う1人として、コミュニケーションをしっかり取って」。選手会長としても、異国からやってくる仲間が心おきなくプレーできる環境作りに努める。

「環境(作り)をやってあげることが一番、プレースタイルがよくなっていくと思う。それでみんなが活気づいていったら、チームとしても大きい」。

捕手として、数々の強打者助っ人を相手にしてきた。日本で活躍できる外国人の共通的な印象は「ボール球を振らないバッターが嫌」だという。配球面など、捕手目線でのアドバイスも有効になる。メジャー通算92発の大砲へ「自分(のスタイル)を知ってやっていくのが(成功へ)一番の近道。流れを変えるホームランを打ってほしいし」と、期待をかけた。

この日は奈良・天理市内でSSK社主催の野球教室に北條と参加し、約100人の子どもたちと交流。シーズンを通して用具面などのサポートを受ける同社に感謝し「子どもたちに元気をもらえるというのが一番」と、笑顔で振り返った。