広島松山竜平外野手(34)が19日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉を行い、1500万円ダウンの8500万円プラス出来高(金額は推定)で更改した。

今年は中軸を期待されながら、開幕から打撃不振に陥り、頭部死球の影響もあり、2割台を切る打率で前半を折り返した。後半戦は盛り返し、23試合で4番を任せられた。それでも前半戦の低迷が響き、110試合で打率2割5分9厘、6本塁打、49打点。出場試合数だけでなく、打撃3部門すべてで成績を落とした。

「後半戦、自分の打撃ができていた。来年は春先からできるように、オフに振り込んでいるので、来年スタートでやっていきたい。長打が欲しいというチームの思いもあるので、20発、良ければ30発。チームの柱になっていきたい」。

若手主体の秋季キャンプにも参加して精力的に振り込み、一塁の守備練習も徹底的に行ってきた。オフに入っても、例年以上に振り込んでいる。石原、長野に次ぐ、年長者として、来年はバットでチームを引っ張っていく覚悟で新年を迎える。