昨年の最下位からAクラス入りした楽天だが、接戦の弱さは解消できなかった。

1点差試合は昨年が16勝29敗の勝率3割5分6厘で、今季は16勝26敗の勝率3割8分1厘。1点差試合の勝率は12球団最低だった。特に、敵地で4勝14敗と弱く、敵地の1点差勝利は6月20日、3-2で勝った甲子園球場の阪神戦が最後。その後は敵地の1点差試合に9連敗でシーズンを終了した。パ・リーグで1点差試合の勝率が2年以上続けて4割未満は98~00年日本ハム以来、19年ぶり。2年以上続けて1点差試合で借金10以上は58~61年近鉄と64、65年近鉄に次いで54年ぶり3度目になる。