日本ハム栗山英樹監督(58)が4日、4年ぶりの覇権奪回へ“大逃げ”を誓った。

都内にある日本ハム東京支社で行われた年頭式典に出席。今季は東京オリンピック(五輪)開催の影響で夏場に約1カ月間のシーズン中断期間がある。「特別なシーズン。最初から走りきっちゃった方がいい。今までウチがやっていないのは、シーズン前半から走ること。選手には出遅れだけは勘弁してくれ、と伝えている」と開幕からムチを入れ、中断期間を有効活用してスタミナを回復し、最後まで先頭で逃げ切るペナントレースの展開をもくろんだ。

また、年頭式典に参加した日本ハムグループの約500人の社員を前に「知恵を使って、優勝することに向かっていく。そのためには何か、しでかさないといけない。信じた道を真っすぐ向かっていきます」とあいさつ。「優勝しか考えていません」と年始の誓いを立てた。