にんにくパワーで森に勝った! DeNA新人合同自主トレが11日、横須賀の球団施設「DOCK」で行われ、ドラフト6位の蝦名達夫外野手(22=青森大)が、最大酸素摂取量の数値で1位の森敬斗内野手(17=桐蔭学園)を上回った。

トレーニングバイクをこぐ足に力がみなぎる。「黒にんにく」持参で入寮し話題となった185センチの大型外野手が、心肺機能の高さも証明した。20分間、全力でバイクをこぎ続ける持続体力テストで最大酸素摂取量「47・1」をマーク。「46・5」だった森をわずかに上回った。

蝦名は「にんにくの意地ですかね。昨日の夜も5つ食べましたし、今日の朝も1つ食べました。(にんにくパワーが)発揮されましたね」とニヤリ。にんにくによる疲労回復効果か、トレーニング後すぐに平然とした表情に戻った。今後も身体能力の高さを発揮してアピールを続ける。

なお1位はドラフト4位東妻純平捕手(18=智弁和歌山)がマークした「53・6」だった。