楽天の新人合同自主トレが11日、仙台市内の楽天生命パークでスタートした。ドラフト5位の福森耀真投手(22=九産大)が発熱で回避し、育成を含む新人10選手、昨年8月に入団した台湾出身の王彦程投手を加えた11選手が参加した。

三木監督をはじめとした首脳陣が見つめる中、室内練習場に集まった各選手は、やや緊張した表情で練習を開始。ランニング、キャッチボール、ティー打撃などをこなした。

午前中の最後のメニューでは恒例となっている20メートルのシャトルランを実施。電子音に合わせて走った。1位は121回で育成ドラフト1位の江川侑斗捕手(18=大分)。ドラフト1位の小深田大翔内野手(24=大阪ガス)は118回で2位だった。

シャトルラン1位の江川は「最後の2人になった時に小深田さんが残っていたので、絶対負けないようにと走りました。高校時代までは体力に自信がなかったですが、オフシーズンにいっぱい走り込んだので1位がとれてうれしいです」と笑った。