中日京田陽太内野手(25)が23日、春季キャンプで練習試合、オープン戦の全試合出場を誓った。22日に長男の第2子を授かったばかり。「妻が頑張ってくれた。次は僕が頑張る番です。(キャンプ中の試合は)全部出るつもり。体(の強さ)には自信がある」と決意を新たにした。

2児の父になったばかりの京田は午前中からナゴヤ球場で体を動かしていた。守備練習、打撃練習とこなし、「2月1日に100%動けるように、いい準備が出来ている」とキャンプを見据えた。

今季は開幕が例年より10日近く早い。中日1軍は2月8日の阪神との練習試合を皮切りにオープン戦を含め8試合を沖縄で行う。「試合の中でアピールして、1試合1、2本はヒットを打ちたい。ノーヒットの試合を作らないようにする」。8試合連続安打も目標に掲げた。

雨天のこの日は屋内練習場でドラフト1位石川昂弥内野手(18=東邦)らとノックを受けた。「(石川昂は)足の運びが上手でスローイングの形もきれい。うかうかしていられない。高卒入団で(守備が)うまいなって思った選手は久しぶり」。新人の存在もモチベーションに変え、4年目のキャンプに挑む。【伊東大介】