日本ハム斎藤佑樹投手(31)が、かつての愛称を感慨深げに振り返った。

25日、杉谷拳士内野手とともに厚真町の小学校を訪問。18年9月に起こった北海道胆振東部地震で甚大な被害を受けた場所で、復興支援イベントを行った。プロ入り後、初めて教壇に立ち夢について語るなど触れ合った。野球教室ではストラックアウト対決も野球少年少女に敗れ、罰ゲームで杉谷と手をつないでスクワット30回するなど盛り上げた。

早実で甲子園を制した時、一世を風靡(ふうび)した「ハンカチ王子」は、今なお子どもたちに認知されていた。「ああやって知ってもらえているのはうれしい。逆に励みになります」と目尻を下げた。