阪神の守護神・藤川球児投手(39)が今季初めて実戦に登板し、満塁本塁打を浴びた。楽天戦の3回に2番手でマウンドに上がり、犠打を挟んで3四球を与えた後、3番島内に真ん中に入った直球を右翼芝生席へ運ばれた。この回打者8人に投げ、1回2安打4失点、3四球で降板した。

ちなみに日米通算250セーブにあと7に迫っている藤川はNPB、メジャーを通じて公式戦で満塁弾を浴びたことはなく、練習試合とはいえ非常に珍しいシーンとなった。矢野監督は藤川のシーズンでの抑え起用を明言している。

昨年は56試合に投げ防御率1・77。7月以降に抑えを担い、4勝1敗16セーブ、27ホールドポイントだった。今年7月で40歳を迎える。