阪神がサヨナラ勝ちで今季対外試合3勝目を挙げた。3回に藤川球児投手(39)が満塁弾を浴びるなど4点を先行されたが、その裏に木浪聖也内野手(25)の適時打などで1点差とした。

1点を追う9回1死三塁から、熊谷敬宥内野手(24)の右中間適時二塁打で同点。なお2死二塁で、7回からDHで途中出場した原口文仁捕手(27)が外角変化球を左中間に運び、サヨナラ勝ちを決めた。

粘り勝ちに矢野燿大監督(51)は「(原口は)打つだろうと思ってみてました」と称賛。また、先発した新外国人のジョー・ガンケル(28)投手は、持ち味の制球力を生かした投球で2回1安打1奪三振で無失点。上々のデビューを飾り、指揮官も「低め、コーナーを突くのがいいところ。そういうボールが多かった。ゲームを作ってくれるというところでは安心感がある」と絶賛した。