前日の練習試合で左前腕部に打球を受けて緊急降板したDeNA守護神の山崎康晃投手が20日、別メニューで調整を行った。

室内で約20メートルの距離で軽めのスローイング。体幹トレーニングなどで調整した。左手にはグラブははめず、サポーターのようなものが巻かれていたが、スタッフらと笑顔で会話をするなど表情は明るかった。午後1時過ぎには練習を早めに切り上げてホテルへ引き揚げた。症状に対する問いかけには「僕から話せることは少ないと思います。すみません」と言葉少な。その上で「野球をやっていればケガはつきものだと思っています。僕自身もああいうことは想定して投げているので」と話した。

山崎は19日のロッテとの練習試合の9回から今季実戦初登板。1死後、福田光の打球がワンバウンドで左手首から前腕の付近を直撃した。こぼれたボールに対応して投ゴロとした後は、大事を取って砂田と交代。アイシングしながら宿舎へ引き揚げた。その後は病院にはいかず、ホテルでトレーナーのチェックを受けた。