ロッテのブランドン・レアード内野手(32)が、オープン戦1号となる満塁本塁打を放った。

4回にオープン戦初安打をマークして迎えた、5回2死満塁での第3打席。ヤクルトの左腕高橋の低め147キロ直球をうまくすくい、左翼席へ運んだ。「いい感触で打てたよ」と喜んだ。今季もシーズン30発以上を目標に設定する。

ベンチで祝福されると、最後は誰もいないスタンドへいつものスシポーズ。ドラフト2位・佐藤都志也捕手(22=東洋大)が「食べる役」だった。「ファンも皆さんもスタジアムに来られなくて、歯がゆいと思う。みんながボールパークに来られることを願っている。みんなで戦っていきましょう」と、ファンへメッセージを贈った。