#開幕を待つファンへ。プロ野球は新型コロナウイルスの影響で、20日に予定されていた開幕が延期に。もし予定通りに開幕を迎えていたら、12球団はどんな陣容で今季初戦に臨んだのか-。予想スタメンとともに、今後の練習試合のポイントを各球団担当が洗い出し。期待をパンパンに膨らませ、球場で声をからす日を迎えたい!

下半身のコンディション不良から復帰した村上が、より万全な状態で開幕に臨むことができそうだ。キャンプ中に負傷し、2軍で調整。急ピッチでコンディションを上げ1日に教育リーグで実戦に復帰すると、10日には1軍に昇格。本調子でないまま開幕となるところだったが、まだ練習を積むことができる。守備では三塁手に再挑戦中。バレンティンの抜けた打線には、村上の長打力は欠かせない。完全復活が待たれる。

オープン戦は9位だったが、チーム打率2割1分5厘は12球団ワーストだった。強力打線はチームの屋台骨だけに、山田哲、雄平らの復調は不可欠だ。ベテラン勢に割って入る若手の存在もある。オープン戦で結果を残した塩見、吉田成らは練習試合でも結果を残し、下克上を狙う。延期になった期間を使い、最後まで競い合う。【ヤクルト担当・保坂恭子】

【19年】打率.244(6)本塁打167(2)【オープン戦】打率.215(12)本塁打3(12)

( )数字は順位