#開幕を待つファンへ。プロ野球は新型コロナウイルスの影響で、20日に予定されていた開幕が延期に。もし予定通りに開幕を迎えていたら、12球団はどんな陣容で今季初戦に臨んだのか-。予想スタメンとともに、今後の練習試合のポイントを各球団担当が洗い出し。期待をパンパンに膨らませ、球場で声をからす日を迎えたい!

3月10日という異例の時期に、鳥谷が入団した。経験がほとんどないという一塁も含め、首脳陣は内野全ポジションでの起用を見込む。とはいえ現時点での調整は他選手と差がついている。実戦感覚はここから戻すことになり、開幕スタメンは現実的ではない。まずは1軍ベンチ入りを狙う。

鳥谷と守備位置が重なるルーキー福田光がキャンプから猛アピールを続け、3月中旬になっても勢いは続く。盤石と思われた内野レギュラー陣の調子が上がってこない現状もあり、井口監督は14日に「今の状態であれば(福田光の)先発はあり得る」と明言。逆にレギュラー陣はミニキャンプも視野にその座を死守することになり、相乗効果がチームの勢いを生みそうだ。外野では、左ひざ違和感の荻野の出遅れは心配だが、実績ある清田ら層は厚くなっている。【ロッテ担当・金子真仁】

【19年】打率.249(5)本塁打158(3)【オープン戦】打率.229(11)本塁打9(7)

( )数字は順位