#開幕を待つファンへ。新型コロナウイルスの影響で開幕延期となったプロ野球。もし予定通りに開幕を迎えていたら、各球団どんな先発ローテだったのか。担当記者が現状と今後のポイントを整理。期待をパンパンに膨らませ、球場で声をからす日を迎えたい!

開幕投手の40歳石川を含め、小川、高橋の開幕ローテ3枚は今季の投手陣を支える軸になる。開幕延期にはなったが、高津監督は「いい投手から投げさせたい。そうなると勝つ確率が高いんじゃないか」という考えに基づいて、厚い信頼と期待を寄せている。

2年目のスアレスは、日本流のトレーニングにも慣れ、安定してコンディションを維持している。抜群の変化球のキレがある新戦力イノーアも開幕ローテの有力候補だ。オープン戦の最後には、昨季5勝を挙げた山田大が今季初1軍の試合で3回無安打と猛アピールした。ドラフト2位の吉田喜は、マウンド度胸があり実戦向きタイプ。オープン戦期間中に無念の離脱となったが、先輩たちのローテに割って入る可能性は十分。昨年9月以来の実戦に復帰した原とともに、シーズンの早い段階での1軍登板の期待が高まる。【ヤクルト担当・保坂恭子】