ソフトバンク育成ドラフト2位左腕・大関友久投手(22=仙台大)が3回1安打無失点と好投した。

3回に登板すると、先頭の阪神ドラフト2位井上を2球で追い込み、膝元へ食い込む141キロカットボールで詰まった二ゴロに打ち取った。「最近、右打者の内角へ投げられるようになった。横の角度で、クロス気味に」と、プロ入り後に強気で攻め込める技を覚えた。

3回2死から伊藤隼にカーブをとらえられ右翼線へ二塁打を許したが、打者12人と対戦して安打はその1本だけで、2四球、3奪三振で0を3個並べた。小川2軍監督は「体も大きいし楽しみ」と期待をかける。仙台大時代の最速は148キロ、プロ入り後は147キロを計測。この日140キロ前後だった球速が増せば、支配下登録への道も広がってくる。また楽しみな育成選手が登場した。