新型コロナウイルスの影響で3月30日から12球団で唯一活動を休止していた楽天が8日、球団施設の利用を40日ぶりに開放し、自主練習を再開した。

浅村栄斗内野手は楽天生命パークでロングティーなどを消化。オンライン取材に応じ「久しぶりにやった割には打てた。やっぱり気持ちいい。広い球場でできることは、改めて気持ちいいものだと思いました」とグラウンドで野球ができる喜びをかみしめた。

一方で、経験のないブランク、調整の難しさにも直面する。現在の体の状態は「正直に言ったら1月の感じに近い。急にやってけがをすることもある。焦ってもしょうがない」と2月の春季キャンプ前をイメージ。「例年より試合数も減ると思うし、ある意味短期決戦になるのかなと。今年はスタートが肝心。そこにまず集中してそこだけ見てやりたい」と自覚を示した。