5月の第2日曜日は、母の日。野球選手たちが、母へメッセージを寄せてくれました。どんな時代でも、感謝の気持ちは変わりません。お母さん、ありがとう-。

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DeNA三嶋一輝投手 母から怒られた記憶はあまりないです。高校の時はほとんど毎朝、車で送ってもらいました。5時40分の始発に乗らなきゃ朝練に間に合わないところを「眠いから送って」と。車だと6時に家を出てギリギリ間に合った。すごく迷惑かけたけど、それでも嫌な顔もせずに。

プロになったときは、すごくクールな感じで、僕の前ではうれしそうなそぶりを見せなかった。でも入寮のときに母に手紙を書いたんです。「プロ野球選手になりました。野球をやらせてくれてありがとう」と。それを読んで泣いていたと妹から聞いて、書いて良かったなと思いました。

自分が結果が出ず苦しいときは、母も気にしていたんだろうな。今も試合は見られないらしくて(球場に)来ても僕が投げるときはトイレに行くみたい。僕の赤いグラブが見えたらすぐ行くらしいです(笑い)。

母が自分の母じゃなかったらプロ野球選手になれていないと思うし、自分は幸せじゃないと思ったことがない。それは母がいてくれたことが一番だと思う。母が親で良かったなとすごく感じています。これからも「ありがとう」だし「よろしくお願いします」です。