<セ・リーグ>

◆巨人 3月26日から約1カ月半は個人調整期間としてジャイアンツ球場で各自練習。5月11日からユニホームを着用し、東京ドームでの練習を再開した。2勤1休から3勤1休にするなど練習強度を上げ、16日には田口、戸郷、鍬原らが主力打者相手に投球する実戦を想定した練習を行った。

◆DeNA 19日からコーチ陣が参加してメニューなどを提供。選手はユニホームを着用し、より強度の高い、実戦的な練習を行っていく。引き続き1軍は横浜スタジアム、2軍と選手寮に住む1軍選手は横須賀の球団施設「DOCK」での練習となる。全体練習の再開時期は未定。

◆阪神 4月15日から自主練習を開始し、1軍は甲子園で、2軍、寮生、故障者は鳴尾浜で練習。希望する選手に対して利用時間帯を示して、施設を開放している。投手、野手がともに2グループに分かれ、それぞれが午前、午後の時間帯に分かれて練習している。

◆広島 投手と野手それぞれ午前と午後に分けた2班制で3勤1休。ユニホームを着用も、投手と野手の練習はグラウンドと屋内練習場に分けたり、時間をずらしたりするなど、接触を最小限にとどめる工夫がされている。21日から全体練習再開を目指す。

◆中日 4月中旬から原則としてナゴヤ球場で1、2軍交互の1勤1休の自主練習。投手、野手それぞれ2人1組、約1時間30分の時短練習を継続中。17日の1軍練習からユニホーム着用になった。また同日から1軍は投手、野手の対戦練習(フリー打撃)が解禁。

◆ヤクルト 18日から投手と野手のポジションに分かれ、ユニホームを着用した練習が再開した。「3密」を避けるため、練習や食事の際にも時間差をつけるなど対策をとっている。チーム練習は、今月下旬から再開する予定。

<パ・リーグ>

◆西武 18日から埼玉・所沢のメットライフドームで午前、午後に分かれた2部制での分離練習を開始。監督、コーチ、スタッフも参加し、全員ユニホームを着用。チーム練習は4月2日以来約1カ月半ぶりで、今後は3勤1休を基本に29、30日には紅白戦を予定。

◆ソフトバンク 4月9日から時間差、場所など8班に分かれた自主練習がスタートし17日で終了。18日は休日で19日からはペイペイドームと筑後のファーム施設に分かれ、野手と投手の合同練習を始める。午前と午後の班に分かれて、それぞれ約5時間練習する。

◆楽天 楽天生命パーク(主力組)とウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉の2カ所を使用。それぞれで練習する選手を3グループずつ、計6グループに分け、2勤1休のペースで行っている。服装はチームアパレル着用となっている。

◆日本ハム 札幌と鎌ケ谷(寮生、寮生以外)を拠点に3組に分かれて練習。首脳陣も参加。ユニホームは着用せず。全体練習の再開時期は未定。

◆ロッテ ZOZOマリン、ロッテ浦和球場の2カ所に分かれ、3密防止策を徹底した上での自主練習を行っている。井口監督ら首脳陣も18日から練習視察を再開したが、全体練習の再開は未定となっている。

◆オリックス 17日から本拠地の京セラドーム大阪でチーム主動の自主練習を再開した。4月1日から、大阪・舞洲の球団施設で寮生とその他選手で時間差の自主練習を行っていた。17日からユニホームも着用。投手、野手ともに同じ時間帯に自主練習を行っている。