ソフトバンクは19日、午前と午後の班に分けて投手野手合同の練習をスタートさせた。4月9日からの自主練習期間は投手と野手を完全に分離していたが、1カ月半ぶりに顔を合わせた。

ペイペイドームでの午前組に参加した、チームの選手会長中村晃外野手(30)はオンラインで取材対応し「みんな淡々と自分のやることをやっている感じです。ロッカーを分けたり、アップも2カ所でやってまとまらないようにしています」と引き続き新型コロナウイルス感染対策を徹底しながら、1段階上のステップに進んだ。

この日はポジションについてのシートノックや、投手が投げた球を打つフリー打撃なども行われたという。「ユニホームを着てやっているし、みんな徐々に開幕というところを目指して気持ちは上がってくると思う」。少しずつ実戦に近い形の練習が取り入れられ、開幕に向けて動き始めた。