楽天は19日、島内宏明外野手(30)と釜田佳直投手(26)が石川県小松市と同県金沢市に各5000枚、計1万枚のサージカルマスクを寄贈すると発表した。2人とも小松市出身で、島内は星稜高、釜田は金沢高といずれも高校時代は金沢市の学校に通った。マスクは小松市、金沢市を通じ、各市内の医療機関、福祉施設、学校等に届けられる。

2人は球団を通じ「自分が生まれた小松市と野球選手として育った金沢市に何かできないかという思いから、微力ではありますが、マスクを寄贈させていただくことになりました。地元が一日でも早くいつもの生活を取り戻し、少しでも元気になっていただけるよう、全力プレーで頑張ります」(島内)、「故郷の石川県は全国の中でも感染者が多く、何か力になれればと思い、同郷の島内さんと話をして小松市と金沢市にマスクを寄贈させていただくことになりました。今は大変な時期ですが、シーズンが始まった時、故郷に笑顔を届けられるようなピッチングができるよう頑張ります」(釜田)とコメントした。