阪神梅野隆太郎捕手(28)が19日、甲子園の分離練習後にオンライン取材に対応し、充実の時間を過ごしたことを明かした。

「時間が決められているので、まだ思うような練習ではないけど、会えなかった人たちとも会って、すごく会話も多く過ごせた1日だった」。

阪神はこの日から午前が投手、午後が野手に分かれた「分離練習」を実施。矢野監督らコーチ陣も合流した。「コーチ陣もなかなか外に出る機会が少なかったと思うけど、久しぶりに話もしましたし、楽しくみんなでノックなどをやれたのでよかった」と振り返った。

昨季はキャリアハイのほか、123補殺で捕手の日本新記録を樹立。「昨年は補殺の記録が出た。やっぱりそういう部分に関しては詰めていく。当たり前なところを、当たり前にプレーできることを積み重ねていく。泥臭く信頼を継続できるように」と、昨季の活躍をイメージしつつ、開幕後の日々を意気込んだ。

この日は打撃練習や走塁練習のほか、藤井彰人バッテリーコーチと捕手練習も行った。「藤井コーチには(開幕を)逆算して、バッテリーとしても大事になってくるし、個人のほうも頑張っていかないといけないので、その辺は徐々に自分のペースを保ちながらしっかりやってほしいと言われた。そこはしっかりやっていけたら」と気を引き締めた。