巨人杉内俊哉2軍投手コーチ(39)が20日、全国高校野球選手権大会の中止を受け、心境を語った。

「本当に残念です。甲子園を目標に入学してきてると思いますので、かける言葉が見つかりません。何かの形で開催をさせてほしいと思いますが、日程上厳しいこともありますので…」と胸を詰まらせた。

鹿児島実では3年夏に甲子園に出場し、1回戦の八戸工大一戦ではノーヒットノーランを達成した。「自分を大きくしてくれた場所でしたね。あの独特の緊張感で投げさせてもらい、その緊張感を味わえたことがプロに入ってからも役に立ってました。本当に自分自身の大きな経験ができた場所でした」と甲子園への思いも語った。