ソフトバンク栗原陵矢捕手(23)が24日、豪快な1発でアピールした。ペイペイドームでの投手野手合同練習でシート打撃に参加。4打席に立ち、本塁打を含む3本の安打性の打球を放った。

この日の3打席目。右腕の松田遼から右翼席へ本塁打。「いい感触。しっかり芯で打てました」。その前には加治屋から左前打と左中間への長打も打っており「手応え的には良かった。反対方向にヒットが出ているので状態は悪くないと思う」と振り返った。

本職の捕手としては合同練習が始まった19日からブルペンに入り、これまで会えなかった投手陣とのコミュニケーションを重ねている。「試合に出たい」と内野や外野の練習にも意欲的に取り組んでいる。「他の人より打って守って、アピールしてガツガツ行くつもり。開幕したときにスタメンで、という思いは強いです」と意気込んだ。