新型コロナウイルス感染拡大防止の一環として、練習を制限するなどしていた日本ハムは26日、千葉・鎌ケ谷で約2カ月ぶりにユニホームを着用し、1、2軍に分かれてチーム練習を開始。午前中に2軍、午後からは1軍が、投内連係やシートノック、フリー打撃に汗を流した。右肘手術から復帰した清宮幸太郎内野手(21)は1軍に振り分けられ、自身初となる開幕ベンチ入りへリスタートした。

     ◇     ◇     ◇

午前中に2軍、午後からは1軍が練習し、シートノックやフリー打撃を敢行。1軍の先輩たちに交じって汗を流した清宮は「久々にチームで練習できて楽しかった」と野球ができる喜びを口にし「(体の状態は)完璧です」と胸を張った。

開幕延期の恩恵として、故障で出遅れていた選手たちが戻り、栗山監督は「みんなが元気でいてくれることを願っていたので、良かった」と、ひと安心。開幕後の日程を見据え「連戦が続くので全員の力が必要」とチームの底上げを期待した。