巨人は26日、阿部慎之助監督(47)の電撃辞任を発表した。シーズン途中での監督退任は球団史上初めて。前日25日に発表された通り、橋上秀樹コーチ(60)が26日のソフトバンク戦(東京ドーム)から監督代行を務める。巨人でのプレー経験のない監督は球団史上初となる。
橋上監督代行は阿部氏と同郷の千葉出身で安田学園の直属の先輩後輩。83年にドラフト3位でヤクルトに入団すると、野村克也さんのID野球を仕込まれた。日本ハム、阪神でプレーした後に現役引退。巨人でのプレー経験はなかった。
引退後は楽天、BC新潟でコーチ、監督を歴任し、巨人では12年から14年まで戦略コーチ、打撃コーチとして在籍。原辰徳氏の下、リーグ3連覇と日本一に貢献した。その後も楽天、西武、ヤクルトでコーチを歴任し、20年からはBC新潟の監督に復帰した。
昨季からは11年ぶりに巨人に復帰。関係の深い阿部氏の名参謀役として作戦面でサポート。今季からは攻撃面を統括するオフェンスチーフコーチに就任していた。
◆橋上秀樹(はしがみ・ひでき)1965年(昭40)11月4日生まれ、千葉県船橋市出身。安田学園高からドラフト3位でヤクルト入団。捕手としてプロ入り後に外野手へ転向し、守備固めや代打として活躍した。日本ハム、阪神を経て、2000年に現役引退。引退後は5球団でコーチを歴任し、07年には野村克也氏の下でヘッドコーチを務め「ID野球」を熟知する戦略家として知られた。12~14年は巨人の1軍コーチとしてリーグ3連覇に貢献。安田学園の後輩阿部監督と信頼関係を築くと、20年には共著「阿部慎之助の野球道」を出版。25年、11年ぶりに巨人へ復帰し、今季からオフェンスチーフコーチとして、チームの参謀役を担っていた。



