DeNAドラフト2位ルーキーの坂本裕哉投手が、開幕ローテーションに滑り込んだ。開幕2カード目の中日戦(横浜)先発が有力となった。

13日の練習試合中日戦は6回から2番手で登板し、3回を45球、1安打5奪三振で無失点。5月28日の紅白戦で2回5失点、4日楽天戦で2回5四球と制球を乱すなど苦戦が続いたが「最終テスト」で結果を残し、ラミレス監督が「90%の確率で入ると思う」と明言した。

大卒左腕は「今日は本当にラストチャンスと思って、(開幕ローテを)絶対につかみにいくという気持ちで投げて、いい結果が出ました」と充実の表情。今まで結果を求めるあまり上半身に余計な力が入っていたが、木塚投手コーチの指導で「脱力」を再認識。リリースで最大限の力を出せるように修正した。新人左腕は「与えられたポジションで、自分のベストピッチングを続けられるように頑張りたい」と力強く話した。