阪神矢野燿大監督(51)は開幕2カード連続負け越しにも前を向いた。

先発秋山が7回途中無失点と好投し、8回には8番梅野が先制ソロ。9回に藤川を投入したが、絶対的守護神がまさかの逆転サヨナラ3ランを浴びた。

「もっと点取らんとね。今日は最後は球児に任せるというところで、この負けは仕方がない。打線がを点取れないというのが苦しいよな」と振り返った上で、あらためて藤川については「また行ってもらうよ」と厚い信頼を寄せた。

開幕6戦を終えて1勝5敗で単独最下位。早くも借金は4に膨らんだ。26日からは敵地でDeNA3連戦に臨む。

指揮官は「始まったばっかりなんでね。全員で。何とかしようというものはみんな持ってやってくれてるんやけど。1人1人の状態をやっぱり上げてこないと、なかなか機能しないんでね。そういうところではそういう意識でまたやってくれると思うんで、何とか流れを変えにいきます」と力を込めた。