阪神が大幅に打線を改造して臨んだDeNA戦で今季初の完封負けを喫した。

2番にショート北條を入れ、3番には一塁大山。6番にセカンド上本、7番レフト陽川を組み込んだ。打率3割3分3厘の糸井と、前日に二塁打を放つなど状態向上の兆しがあったボーアがベンチスタート。DeNA先発の今永に対して19年10打数1安打だった糸井は今季手術明けという点を考慮されてのものという。ボーアは左腕に対して2月からの実戦で25打席23打数ノーヒットだった。

先発野手8人のうち6人が右打者。相性のいい打者を起用するなど今永対策を施した一戦だったが、DeNA投手陣に対して5安打に終わり無得点。昨年阪神は横浜スタジアムでチーム打率2割6分6厘と、セ本拠地の中で最も打っていたが、この日は長打も出なかった。

チームは7試合を終えた時点で、早くも2度目の3連敗。借金は今季ワーストを更新して5となった。