阪神岩貞祐太投手(28)が、4回73球3失点でマウンドを降りた。初回にマルテの犠飛、ボーアの適時打で2点の援護をもらったが、すぐにその裏、同点に追いつかれた。2回は3人で抑え、3回2死一、二塁のピンチもロペスを抑えて無失点で切り抜けた。だが4回に3安打を浴び、DeNAに勝ち越しを許した。

今季初登板の20日巨人戦(東京ドーム)は、6回3失点で敗戦投手。この日も相手にリードを許した状況で、降板となった。

岩貞は「先制点を取ってもらったにもかかわらず、先頭バッターを出す場面も多く、投球のリズムが悪くなってしまいました。本来はもっと長いイニングを投げなければいけない展開でしたし、逆転してくれた野手に感謝します」と、5回の味方打線の3点奪取を喜んだが、救援陣が6回にDeNA打線に再逆転を許した。