阪神は再び打線が沈黙し、22年ぶりとなる開幕3カード連続負け越しを喫した。

ソフトバンクから移籍してきた先発中田賢一投手(38)が虎デビュー戦で4回3失点。1点先制直後の1回裏にいきなり3失点する苦しい内容で、今季初黒星となった。

打線は1回表に3番糸井の適時打で幸先よく先制したが、2回以降はゼロ行進。前日27日DeNA戦で劇的な決勝逆転3ランを放った新助っ人ジェリー・サンズ外野手(32)も4打数無安打と抑え込まれた。

結局、打線は5安打1得点。中継ぎ陣も打ち込まれ、これで開幕9試合を終えて借金5の単独最下位。開幕から3カード連続負け越しは、最下位に沈んだ98年の吉田義男監督時代以来の屈辱だ。