ヤクルトが乱戦を制した。4-4の6回に山崎の犠飛と暴投で2点を勝ち越し、7、8回に2点ずつ加えた。小川は6回8安打4失点で粘り2勝目。継投でしのぎきった。DeNAは打線が15安打したが、終盤に守備でミスが続いた。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 2 | 8 |
ヤクルト | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 2 | 2 | 2 | X | 10 |
【De】中川、●エスコバー(1敗)、平田、国吉、武藤、伊勢
【ヤ】〇小川(2勝)、H梅野、Hマクガフ、石山
【本】ソト2、3号(1回=110m、9回=110m)西浦5号(2回=110m)青木2号(3回=125m)ロペス2号(4回=110m)
試合経過
<1回>
DeNA 2死からソトが右翼ポール際へ先制の本塁打
ヤクルト 3者凡退
<2回>
DeNA ロペスが左安打も無得点
ヤクルト 無死一塁から西浦が逆方向へ逆転2ラン
<3回>
DeNA 1死一、二塁からソトの左前適時打で同点
ヤクルト 2死一塁から青木がバックスクリーンへ2ラン!ベンチの上田はカメラを見つめ“ドヤ顔”
▽DeNA中川(今季初登板で3回4失点)「調子自体は悪くなかったです。しかしゾーンに投げきることができませんでした。追い込んでから本塁打を許してしまったので、制球を見直したいと思います」
<4回>
DeNA ロペスが1点差に迫る2号ソロ。試合は乱打戦に
ヤクルト 2番手はエスコバー。3者凡退
▽DeNAロペス(4回に2号ソロ)「カンペキです! 落ち着くために初球を見逃し、リラックスしていいスイングができた」
<5回>
DeNA 2死一塁、ソトがフルカウントから四球。続く佐野が右前へ同点適時打
ヤクルト 3者凡退。いとこ対決はDeNAエスコバーに軍配
<6回>
DeNA 1死から大和が左安打。続く戸柱は二併
ヤクルト 青木の左安打と2四球(1敬遠)で1死満塁。山崎の左犠飛で勝ち越し。再び満塁となり3番手で平田が登板。エスコバーの打席でワイルドピッチ
▽ヤクルト小川(6回を95球4失点で2勝目)「調子自体は悪くなかった。少しまとまり過ぎたかなと思う。その中でも根気よく粘って投げた」
<7回>
DeNA 2番手は梅野。代打乙坂は四球。続く梶谷は空三振(一走乙坂は二盗成功。送球が乱れる間に三進)。桑原の右犠飛で1点差
ヤクルト 4番手は国吉。1死二、三塁から青木の二ゴロで1点追加。一、二塁から二走山田哲が三盗し国吉が暴投
<8回>
DeNA 3番手はマクガフ。ロペス、宮崎が連打。1死満塁から乙坂が右犠飛。なおも2死一、三塁と同点のチャンスで梶谷は空三振
ヤクルト 5番手は武藤。左翼手佐野の失策、山崎の左安打などで1死二、三塁。ここで6番手伊勢が登板。上田の右犠飛、坂口の適時二塁打で引き離した
<9回>
DeNA 4番手は守護神石山。無死二塁からソトがこの試合2本目となる本塁打で2点差に詰め寄る。続く佐野が中フェンス直撃の二塁打。その後2死一、二塁とするも戸柱が空三振で試合終了
▽DeNAソト(9回、この日2本目となる3号2ラン)「フォークを前で捉えることができました。チーム全体打てていたので、つなぐ気持ちで打席に向かいました」
試合後
スタメン
【DeNA】
1(右)梶谷
2(中)桑原
3(二)ソト
4(左)佐野
5(一)ロペス
6(三)宮崎
7(遊)大和
8(捕)伊藤光
9(投)中川
【ヤクルト】
1(中)坂口
2(二)山田哲
3(左)青木
4(一)村上
5(三)西浦
6(右)山崎
7(捕)西田
8(遊)エスコバー
9(投)小川