敵地では自身が指揮した11年以来の3連戦3連勝と聞いた巨人原辰徳監督は、2度手をたたいて天を拝んだ。「神様に感謝だね」。

いずれも3点リードの7回と9回、丸に犠打のサインを出して追加点につなげた。丸の1試合2犠打はプロ入り初。15日の坂本の犠打に続き、主力でも次の1点にこだわる姿勢を示し、6年連続で勝ち越しがない鬼門で3連勝。

「主導権を握られなかった。先制、中押しという形で得点できた。チーム力で3連戦を乗り切った」と手応えを口にした。