阪神が今季初のAクラスに浮上した。今季2度目の4連勝で最大8あった借金も見事に完済した。

3-3の同点に追いつかれた直後の4回。2四球1失策で1死満塁とすると、交代直後の2番手藤嶋から3番ジェリー・サンズ外野手(32)、4番大山悠輔内野手(25)が2者連続押し出し四球。なお、1死満塁から5番福留孝介外野手(43)が中犠飛。無安打で3点を奪い、中日を突き放した。

6回には福留の左前に落ちる適時打で1点を追加。終盤の8回にも福留の4打点目となる中前適時打、原口文仁捕手(28)の左前2点適時打などで4得点。14安打11得点と今季24試合目にして初の2桁得点を記録した。

今季初の同一カード3連勝で、ついに勝率5割に到達。開幕から2勝10敗と低迷していたが、その後に10勝2敗と見事なV字回復となった。