阪神ドラフト1位の西純矢投手(18)が、公式戦2度目の先発で、3回4安打3失点と課題を残した。

1回、先頭の広沢にいきなり中越え二塁打を浴び、2番小島にはストレートの四球。1死を奪うも、4番杉本に145キロ直球を右翼ネットへ運ばれ、3ランを被弾した。

2、3回は立ち直り無失点。3回には杉本との2度目の対戦で、128キロスライダーで空振り三振に仕留めてリベンジした。

西純の先発は実戦4度目で公式戦に限ると2度目。これまでは5回100球をメドにマウンドに上がっていたが、平田2軍監督はこれまでに「5回、100球メドで、ペース配分とかをまだ考えたりしないように」と育成方針を説明。立ち上がりから全力投球を促すために、今回はイニング数を短くした形だ。