ヤクルト村上宗隆内野手(20)が6号2ランを放ち、7月の月間打点を31まで伸ばした。球団の日本人選手では91年6月広沢克の29打点を上回り、月間新記録を樹立した。

1-0で迎えた4回1死一塁、カウント2-0から高めにきた中日先発大野雄の148キロ直球を完璧にとらえた。確信を得た村上はゆっくりと歩き出し、大きな弧を描いた打球はスタンド上段まで届いた。

4回の守備に就く際には、左翼スタンドのヤクルトファンから送られた拍手に、帽子をとって応えた。「1打席目に抑えられていたので、2打席目は打てる球は積極的に打とうと思いました。しっかりと自分のスイングができました」とコメントした。