楽天が惜敗し、連勝は2で止まった。7月は12勝13敗1分けとなり、月間負け越しが決まった。

エース則本昂が先発。2回に先制を許したが、5回まで3安打1失点。打線は先制された直後の3回に辰己の3号ソロ、茂木の適時二塁打で1点を逆転した。

だが1点リードの6回、則本昂が井上の同点犠飛、田村の勝ち越し2点適時打などで4失点。6回途中5失点でマウンドを降りた。

8回に内田の4号2ランで1点差まで詰め寄った。3番手安楽、4番手宋家豪が無失点でつないだが、競り負けた。

三木監督は「今日勝てば、という話にもなっていましたけど、全力でいろんなことを準備しましたが、勝てずに悔しいですね」と振り返った。則本昂の投球については「慎重になりすぎたかなと。ボールが先行してリズムに乗れなかった。いろんな理由があってそういうピッチングをしている。今日のこともしっかりまた次につなげて、改善点を見つけて改善してもらいたい。いろんなことをゲームでまた感じたと思いますから、次の登板に向けてまた準備してもらいたい」と次回登板に期待を込めた。

また終盤に粘りを見せたことについて「もちろん最後までしっかり戦うというところで、攻撃も最後粘りも見せましたが、そこまでの形を作ったのは安楽と宋家豪。3点差から最後まで試合を持ってきてくれたというところで、これからも1点でも少なく、という形でやっていきたい」と収穫を口にした。