阪神が連敗ストップに挑んだDeNA戦は、今季2度目の延長戦に突入し、10回引き分けとなった。

先発青柳が好投する中、女房役の梅野が4回に先制3ラン。梅野の1発により、29日ヤクルト戦の2回に始まっていたチームの連続無得点イニングが21で止まった。

青柳は6回に1点を失い、7回1死一、二塁で代打山下に左前適時打を打たれ、1点差に迫られたところで交代。その後、2番手の馬場がオースティンに同点の左前適時打を打たれた。

8回ガンケル、9回スアレス、10回藤川と継投。10回表の1死一、二塁のピンチでは、大和の大きな打球を、通常より前に守っていた左翼サンズが懸命に追ってキャッチするスーパープレーが出るなど勝ち越しを許さなかった。

矢野監督はサンズのプレーについて「いや、もうあれはね。超スーパープレーだと思います」とたたえ、「何とか引き分けに持ち込めたので、前を向いて、明日勝ちにいきます」と語った。

チームは前日30日まで敵地神宮のヤクルト戦で連敗を喫していた。