左内腹斜筋の筋損傷からの復活を目指すオリックス山岡泰輔投手(24)が、阪神との2軍戦で実戦復帰した。

「無事投げられてよかったです。(収穫は)やっぱりゲームに投げられたことだと思います。打者との勝負は二の次ではないですが、内容については特に気にしていないです。あとは出力だったり、(ゲーム)勘が戻ってくればというところだと思います」

先発登板し、初回に5番伊藤隼に左前適時打を浴びるなど3回2/3を5安打3失点。59球を投じて2三振、3四球の内容だった。毎回走者を許す展開だったが、セットポジションからの投球でも感覚を確かめた。

降板後の患部の状態は「今の段階では大丈夫です。明日になって筋肉痛がどうなってくるかなどはありますが」と話した。

今後については「もちろん早く1軍に戻りたいと思っています。チームに求められるところで貢献できればと思います」と早期復帰を誓った。

山岡は2年連続で開幕投手を務めたが、6月26日のロッテ戦(ZOZOマリン)で、初回に3球を投げたところで緊急降板。翌27日に千葉・浦安市内の病院でMRI検査を受け「左内腹斜筋の筋損傷」と診断を受け、出場選手登録を抹消されていた。