巨人は先発の桜井俊貴投手が今季最短の2回1/35失点でKOされ、広島戦の連勝が5で止まった。1回に鈴木の2ランで主導権を奪われ、2回には西川に適時打、3回にも連打で1死二、三塁のピンチを招き、大江にスイッチ。2死から投手の遠藤に2点適時打を浴びた。原監督は「立ち上がりをもう1つ工夫しないとね」と注文をつけ、投手コーチとの話し合いの中で2軍降格が決定。代役には鍬原を筆頭に今村らが挙がる。

パーラを来日初の1番に置いた打線は広島遠藤の前に坂本、大城のソロによる2点と沈黙した。原監督は「全く機能しなかったね。ものすごく期待を持って送り込んだ、送り出したつもりなんだけどね。1番は嫌いなのかもしれないね」と首をひねった。散発5安打、中軸が計1安打と抑え込まれ、プロ初完投を許し「差し込まれることが多かったね。次はしっかり研究しなきゃいけない」と雪辱を誓った。