17年阪神ドラフト1位の馬場皐輔投手(25)がプロ3年目で初勝利を挙げた。

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馬場のあとを受けた3人の0封リレーも決まった。まずは7回から3番手で登板したジョー・ガンケル投手が2番宮崎、3番ソト、4番佐野の上位打線を手玉に取り、ゴロアウト3つで3者凡退。中継ぎ転向後、4試合連続無失点の快投だ。「良い打順だったから、何としても抑える気持ちを持って、打者に向かって投げることができたよ」。笑顔の2ホールド目。

矢野燿大監督も「いつも表には気持ちが出ないけど、すごく向かっていく気持ちとか、日本で頑張りたいという思いが強いピッチャー」とたたえた。

8回から4番手の藤川球児投手も5番ロペスから146キロの真っすぐで空振り三振を奪うなど無失点。最後はロベルト・スアレス投手が難なく3人斬りで6セーブ目を挙げ、逆転勝ちを締めた。

▽阪神スアレス(9回を3者凡退で6セーブ目) 大事な場面で、コントロール良く四球を与えずに3人で抑えることができて良かったよ。これを続けていけるように頑張りたいね。