広島大瀬良大地投手が8回5安打2失点の力投でチームトップタイの5勝目を挙げた。
今季初対戦の巨人打線に140キロ台後半の直球を軸に丁寧に低めに制球し、凡打の山を築いた。巨人戦は本拠地では負けなしの6連勝。前回15日阪神戦では5回5失点と苦戦しただけに「前回ふがいない投球をしてしまったので、なんとか勝ちたかった」と振り返った。
“ハイサイパワー”で夏場を乗り越える工夫を凝らす。もともと汗かき体質という右腕は、ミネラルを世界一含む塩として、ギネスに認定された沖縄の海塩「ぬちまーす」を取り入れた。これまで練習中には摂取していたが、試合では8日の登板から導入。5グラムの粉末を2リットルの容器に入れ、試合中にトータルで5リットル飲んでいるという。「暑さ、蒸し暑さでもつる気配がなかった。継続していきたい」と手応え。南国から自ら取り寄せた「秘密兵器」が、右腕のスタミナを支えている。また、調整期間中には日中の炎天下の中で1人黙々とランニングを行い、猛暑に体を順応させるなど、暑さ対策に余念がない。
エースの力投でチームは2連勝、今季初の巨人戦カード勝ち越しと4カードぶりの勝ち越しを決めた。最下位からの逆襲は、大黒柱が引っ張る。【古財稜明】
▽広島佐々岡監督(大瀬良について)「粘り強くやってくれて、彼本来の投球だった。援護に恵まれた中で丁寧に投げてくれた。連戦の中で、中6日で回ってくれている。8回投げてくれて十分です」



