日立製作所がサヨナラで日本製鉄鹿島を破り、3年ぶりに第1代表での北関東大会出場を決めた。

今秋のドラフト候補に挙がる最速148キロ右腕、青野善行投手(23=国際武道大)が先発。4回2/3を投げ8安打6三振で3失点。「強い真っすぐは投げられたけど、変化球をもっと工夫して投げればよかった」と反省。しかし、これまでほとんど使っていなかったというカットボールで三振も奪い「今日の一番の収穫」と笑顔を見せた。社会人で通用しなければプロはない、と言い聞かせこの1年半、練習に取り組んできた。「今年、指名されるよう、北関東大会では完封勝利を狙います」と力強く話した。

9月29日から開催される北関東大会(太田市運動公園)へは、第1代表の日立製作所、第2代表の日本製鉄鹿島、第3代表の茨城トヨペット、第4代表のJR水戸の4チームが出場する。