巨人菅野智之投手(30)が、中日大野雄との「究極のエース対決」を制した。7回5安打無失点で、開幕戦から無傷の10連勝。球団では38年春のスタルヒン(11連勝)以来2人目の快挙を達成した。

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今季、菅野の投球には多彩な球速帯が加わった。精度が向上したフォークは最速145キロをマーク。最速153キロの速球を軸に、140キロ台中盤のフォーク、130キロ台後半のカットボール、130キロ台中盤のスライダー、120キロ台後半のパワーカーブと変化をつけた。「いろんな球速帯があった方が嫌かなと。直球とカットの間に145キロのフォークが入ることで、カットとのメリハリが入るようになったし、幅が広がった」と分析した。