阪神先発の秋山拓巳投手(29)が、8回途中5安打1失点と好投した。

今季4戦2勝と好相性の広島打線に対し、持ち味である丁寧な投球を披露。走者を出しても連打を許さず、7回まで散発5安打無失点に抑えた。3点リードで7回まで76球と、完封も視野に入ってきた8回。先頭の8番田中広にこの日初めての四球を与えると、続く代打大盛にも四球。ここで矢野監督が交代を決断した。秋山は約1カ月ぶりの白星となる5勝目の権利を持って、救援陣にマウンドを託した。

この回は2番手ガンケルが1点を返されるも、最少失点でピンチをしのいだ。