阪神中田賢一投手が20日中日戦(ナゴヤドーム)に先発することが濃厚となった。

1軍戦は約2カ月ぶりの登板となる。17日は鳴尾浜でキャッチボールなどで調整。「チーム自体が勝っていかなくちゃいけない状況にありますし。特に考えることはなく、もう本当に1人1人やっていくだけですね」と1軍合流へ意気込んだ。

ソフトバンクから移籍した今季は、6月28日DeNA戦(横浜)と7月16日ヤクルト戦(甲子園)の2試合に先発するも0勝1敗。その後は2軍で調整を続けてきた。ウエスタン・リーグでは6試合に先発し、9日の同オリックス戦(オセアンBS)では6回2安打無失点と、調子を上げていた。

13年まで在籍した古巣との対戦には「一番プロに入って投げている球場だと思うので、その中での違和感は特にないかなと感じます」と平常心。また21日DeNA戦(甲子園)には、同じく2軍で結果を残している岩田の今季初先発が有力視される。