中日が今季7度目の3連敗で40敗目を喫した。先発した柳裕也投手(26)が6回に突如崩れた。初回、陽川に4号ソロを被弾したが、2回から5回まで阪神打線を無安打無失点と好投。しかし2点リードの6回、先頭陽川から連打、サンズに死球を与え無死満塁から阪神大山に痛恨の逆転満塁弾を左翼4階席にたたき込まれてKOされた。

柳はがっくりと肩を落として降板。「チームの雰囲気を壊してしまって申し訳ないです。ビッグイニングを作ったのが、一番良くなかった」と、振り返った。

柳は昨季、チーム最多で自身初の2ケタ11勝を挙げた。左腕エース大野雄大投手と先発の左右両輪を期待されたが、今季は10試合で3勝5敗。与田剛監督も「前回も6回を投げきれなかった。乗り切ってほしかった。打たれたことをしっかり受け止めてほしい」と5試合連続で6回までに降板している右腕に苦言。チームの借金も8月14日以来の「7」まで膨らんだ。

▽中日清水(4番手で今季初登板し1回無失点) 中継ぎ登板でいつもと違う緊張感がありました。0点に抑えたことを前向きにとらえ、1試合1試合成長していきたいです。

▽中日大島(今季2度目の2適時打) 今日は勝てなかったので、明日また頑張ります。