巨人は27イニングぶりの得点を挙げたが、3連敗を喫した。

16日の阪神戦の6回から続いた連続イニング無得点を、6回2死一塁から坂本勇人内野手(31)が適時二塁打を放ち、26で止めた。2点を追う7回には1死満塁の好機をつくるもヘラルド・パーラ外野手(33)が投ゴロ併殺に倒れ、追加点を挙げることができなかった。

投げては先発の今村信貴投手(26)が5回3安打で、毎回の8三振を奪うも2本塁打を浴び3失点。中継ぎ陣も、3番手大江竜聖投手(21)、4番手桜井俊貴投手(26)がそれぞれ被弾するなど踏ん張り切れず。計4被弾7失点と崩れた。 原辰徳監督(62)は「やっぱり、あそこ(7回)の1アウト満塁の場面かな。あそこで1点でも取るとまた違うんでしょうね。粘っこく今村は投げていってたけどね。あそこが分岐点になったのかなという気はするね」と悔やんだ。